「子育てと仕事を両立させるには?」「頭がいいとは一体どういうことか?」【角田陽一郎×加藤昌治】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「子育てと仕事を両立させるには?」「頭がいいとは一体どういうことか?」【角田陽一郎×加藤昌治】

あんちょこ通信 第4回

 

■「モデルチェンジ」ではなく「マイナーチェンジ」

 

加藤:時に、初版で誤字脱字が全くない本って、まあないですよね。

 

角田:ないない。

 

加藤:変な話、それでも商品としては一応成り立っていて、それに価値を感じてくれる人もいるわけです。書籍として、大きなところでの価値は変わらないというか。

 それは他の業種業態でも同様で、よくも悪くも、初めのバージョンから少しずつ更新していくわけじゃないですか。形のある製品だけじゃなくて、サービスもそうですよね。

 だから、もちろん理想上の100%があったとしても、その100まで達していなくてもお客さまは価値を立派に感じてくれていて、それに対価を払ってくれていることのほうが、実は多いんじゃないのかな。それはBtoBにせよBtoCにせよ。

 

角田:おお、なるほどね。

 

加藤:だから極端だけど「半分で丁度いい」ぐらいなこともあるかもよ、と思うわけですよ。

 でも、じゃあずっとそのままでいいかといったら、それは改良していけばいいわけで。クルマなんかでも、毎年どこかしら変えてバージョンアップしていたりする。そういうマイナーチェンジでいいんじゃないかと。

 

角田:外車って「フルモデルチェンジ」ってしないもんね。

 

加藤:中古車市場でも、「何年式の●●(車種名)」って表記があるね。

 

角田:はいはい。「2020年式と2021年式では、あのバルブが違う」程度の違いだよね。

 

加藤:そういう「小さな違い」、『仕事人生あんちょこ辞典』では「微差」と呼んでるやつだよね。ベースがちゃんとしていれば、そこからのバージョンアップは微差でいいんじゃないの?という考え方もあると思うな。

 

角田:なるほどね。というわけで、次の質問に行ってみましょう。

 

 

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角田 陽一郎/加藤 昌治

かくた よういちろう かとう まさはる

角田 陽一郎(かくた・よういちろう)

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者 

千葉県出身。千葉県立千葉髙等学校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社を設立(取締役 ~2013年)。2016年TBSを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014、15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中。著書に『読書をプロデュース』『最速で身につく世界史』『最速で身につく日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』『人生が変わるすごい地理』『運の技術』『出世のススメ』、小説『AP』他多数。週刊プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。好きな音楽は、ムーンライダーズ、岡村靖幸、ガガガSP。好きな作家は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、司馬遼太郎。好きな画家は、サルバドール・ダリ。

                                                             

加藤 昌治(かとう・まさはる)

作家/広告会社勤務

大阪府出身。千葉県立千葉髙等学校卒。1994年大手広告会社入社。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』(CCCメディアハウス、2003年)、『発想法の使い方』(日経文庫、2015年)、『チームで考える「アイデア会議」考具応用編』(CCCメディアハウス、2017年)、『アイデアはどこからやってくるのか 考具基礎編』(CCCメディアハウス、2017年)、ナビゲーターを務めた『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社、2012年)がある。           

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